会頭挨拶

第38回日本臨床皮膚科医会総会・臨床学術大会
会頭 島田 辰彦

(島田ひふ科院長)

第38回日本臨床皮膚科医会総会・臨床学術大会は、2022年4月23日(土)、24日(日)に鹿児島市のかごしま県民交流センターで開催させて頂くこととなりました。
九州ブロックでは、第6回大会(1990年、皆見紀久男会頭)、第17回大会(2001年、西本勝太郎会頭)、第28回大会(2012年、津田眞五会頭)に次いで4回目の開催となります。鹿児島に於いて本総会・臨床学術大会を開催させて頂く機会を賜りましたことを、大変光栄に存じております。

今回のテーマは、「こんな時代だから楽しい皮膚科」です。皮膚科医にとって一番嬉しいのは、自分の診療で患者さんの皮疹が改善することでしょうが、私たちが持っている皮膚科の知識でわかり易く説明し、患者さんが「なるほど、そういう事だったのですね。」と理解して喜んでもらえるのも皮膚科医の楽しみの一つと考えます。昨年来のコロナ禍は、残念ながらまだ続きそうです。患者さんに喜んでもらえるために自分の知識のブラッシュアップは大切と考え、日常診療の説明に即役立つだろうと思われる企画を用意しました。

また、現在のコロナ禍で総会の開催形式が大きく変わりました。第36回大会(2020年、白濱茂穂会頭)は、当初の開催予定日をシルバーウィーク(9月21日、22日)に延期し、初のハイブリッド形式(リアルな会場参加と同時ウェブ配信)でしたし、第37回大会(2021年、早川道郎会頭)も当初は2日間ともハイブリッド形式の予定でしたが、緊急事態宣言が発出した為に2日目は初の完全ウェブ開催となりました。現時点では、今回もハイブリッド形式での開催を考えています。

ウェブ参加の良い点は、感染リスクの軽減が一番ですが、移動時間を気にしなくて良いので、学会の初めから最後のシンポジウムまで聴講可能にもなります。一方、現地参加すると、講演に対する講師の熱気を感じられますし、いろいろな先生と直接お会いして情報交換ができます。学会出張という大義名分で診療を休んでの小旅行は、日常生活から開放され、開催地のプチ観光や名物を楽しめるといったリフレッシュ効果は大きいです。

今回の学会会場からは、運がよければ桜島の噴煙を間近にみることができますし、近くには鶴丸城址や西南戦争終焉の城山があります。市電に乗って天文館に出かければ、芋焼酎を片手に、鶏刺し、キビナゴの刺身、薩摩揚げ、豚骨などの郷土料理、黒豚や黒毛和牛しゃぶしゃぶ、鳥と豚のダブル出汁の鹿児島ラーメンが食べられますし、デザートには白熊、薩摩芋のスイーツも楽しめます。
コロナ感染症が今より収束した状況で、みなさんと来年4月は鹿児島でリアルにお会いできることを楽しみにしております。